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■<3月コラム>経営者マインドって何?成功するために欠かせないマインドセット
経営者マインドとは何かと問われたら、答えに困ってしまう人も多いのではないでしょうか。会社を経営している人でも、経営者マインドについてきちんと理解している人は案外少ないでしょう。この記事では、事業を成功させるために必要な経営者マインドとは何か、また経営者がマインドセットしておくべき3つのことについて詳しく解説します。
1.事業を成功させるために必要な経営者マインド
経営者マインドとは、経営者が会社経営を発展させていくうえで必要となる心構えや考え方、意識などのことです。心構えや考え方などは目に見えない抽象的なものであり、経営に与える影響がわかりづらいと感じるかもしれません。しかし、経営者マインドを持っているかどうかによって、経営者に対して求められる意思決定のスピードや精度などにとても大きな影響を与えます。従業員を導くうえでも、一貫したマインドを持ち続けることが大切です。
2.経営者がマインドセットしておくべきこと
経営者がマインドセットしなければならないこととは、どのような内容なのでしょうか。明確なビジョンを持つこと、従業員を大切にすること、社会貢献の意識を持つことの3つについて、詳しく見ていきましょう。
2-1.事業に明確なビジョンを持つ
経営者が意識するべきマインド1つ目は、事業に明確なビジョンを持つことです。予期しないトラブルに見舞われたり一時的に経営が不振に陥ったりしても、事業に対して明確なビジョンを持っていれば軸がぶれることはありません。簡単に事業内容を変えるなどすることなく、ビジョンに向けて突き進むことができるでしょう。経営者のビジョンは、企業理念といった形で従業員にも伝えていくことになります。従業員を雇用するときにも企業理念に賛同してくれる人を雇い、従業員を育成するときにも繰り返し企業理念について語り合います。そうすると、経営者と従業員が事業のビジョンを共有することにつながり、一体感のある強い組織を作り出すことができるでしょう。
2-2.従業員に対して責任を持ち大切にする
2つ目は、従業員に対して責任を持ち大切にすることです。従業員の金銭面とメンタル面の双方に関して、経営者には幸福を追求する責任と誠実であり続ける責任があります。2013年の流行語大賞にノミネートされたブラック企業という言葉に代表されるように、利益のためなら従業員からいくら搾取しても構わないと考えている経営者は少なからずいます。低賃金で長時間労働をさせ一時的にコストカットができたとしても、劣悪な労働環境に長く居続ける従業員は少ないものです。
従業員やその家族に対して誠実な姿勢をとり、人こそが財産だと考えている経営者のもとで働きたいと考える人は多いでしょう。金銭面では、会社が実績を上げることによって従業員に利益を還元することが大切です。メンタル面では、仕事にやりがいを持って生き生きと働いてもらうことが重要なのです。従業員ひとりひとりの仕事に対するモチベーションが高ければ、会社全体の雰囲気もよくなり好循環が生まれる要因となるでしょう。
2-3.社会貢献の意識を持つ
3つ目は、社会貢献の意識を持つことです。ただ儲けようとするのではなく、社会に対して価値を提供するという意識を持つことが大切です。例えば、顧客の生活が便利になるような商品を開発し、適正な値段で販売することなども社会貢献だといえます。社会貢献といわれると難しく聞こえるかもしれませんが、社会にとってプラスになるようなことをすればよいのです。劣悪な商品を法外な値段で顧客に売りつけるような利益の上げ方は、許されるものではありません。成功した経営者のなかには、社会貢献や地域貢献などの大望が先にあり、結果として利益を得ることにつながった人も多くいます。
経営者としてのマインドを忘れないようにしよう
経営が苦しくなるとついつい利益を優先するような方針をとってしまいがちですが、どのようなビジョンがあって事業を始めたのか思い出してみてください。常に、経営者としてのマインドを忘れないようにすることが大切です。従業員を大切にすることや社会貢献の意識を持つことなど一貫したマインドを持ち続け、それに即した行動を実行に移していきましょう。
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