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■<9月コラム>経営者なら把握すべき経営リスクと最適なリスクマネジメント
会社経営にはリスクがつきものです。経営を行う際には、常につきまとうリスクを把握し、最適なリスクマネジメントを行っていくことが非常に重要です。リスクマネジメントとは、起こりうるリスクを予測してそれらの対策を立てることで事前にリスクを回避したり被害を最小限にとどめたりすることです。この記事では、経営者が把握すべきリスクと実践すべきリスクマネジメントについて解説していきます。
1.会社に関する主なリスク
会社を経営するにはどのようなリスクがあるのでしょうか。ここでは、大きく3つに分けて解説していきましょう。
1-1.社会的なリスク
会社の経営には、社会的なリスクがつきまといます。社会的リスクとは、景気の変動やテロ、原材料の高騰、ニーズの変化などです。業種にもよりますが、経営は景気の変動によって左右されます。テロや原材料の高騰も世界情勢によって日々変わります。景気や社会情勢が変われば人々のニーズに変化が起きます。世の中は需要と供給のバランスで成り立っているわけですから、社会の出来事や一時の流行などでニーズに変化があれば景気も変動します。社会的事象はすべて理由や原因があって起きていることであり、さまざまな出来事がお互いに影響を及ぼし合っているのです。
1-2.自然災害や事故のリスク
自然災害には、地震や津波・台風などが挙げられます。特に日本は地震が多い土地柄であり、それを正確に予測することは誰にもできません。また、天候リスクも経営するうえで避けることはできないため、甚大な災害に直面すると事業を継続していくことが困難になる可能性があります。こうした事業リスクを「事業継続リスク」といいます。ほかには、労働災害やサイバー犯罪などの事故のリスクがあります。これらは自然災害と違って対策を立てることが不可能ではないため、経営のやり方次第では回避できることもあるでしょう。
共通していえるのは、いつ何が起きても被害を最小限に抑えることができるように対策をしておかなければならないということです。
1-3.経営に関するリスク
経営リスクとしては、個人情報の漏洩やコンプライアンス違反などが挙げられます。時代を経るにつれて個人情報は狙われやすくなっていますし、コンプライアンス違反についても世間の目がいっそう厳しくなっていて、あっという間に話題になってしまうことが考えられます。企業イメージの低下はあらゆる事態が原因で発生するものであるということをよく理解しておきましょう。
2.被害損失を最小限に抑えるためのリスクマネジメント
リスクマネジメントとは、どのようなリスクがあるかを予測してそれらの対策を立てておくことです。リスクマネジメントを行うことは、事前に起こりうる被害を回避したり経営の損失を最小限に抑えるためにとても重要です。類似する言葉として「危機管理」がありますが、危機管理は既に起きてしまった損失を極小化することであり、事前にリスク回避をはかるリスクマネジメントとは異なります。
3.リスクマネジメントを進めるポイント
では、リスクマネジメントを進める際に意識すべきことについて説明していきましょう。まず大切なのは、リスクに対して敏感になるように従業員を教育、啓発することです。リスクマネジメントは、社長だけでなく会社全体で行っていくことで効果をより発揮します。そして事故や事件が発生した場合は、情報収集に努め、重大性を意識して冷静に対応しましょう。その際に大切なことは、地元住民や行政、マスコミなどに隠さずに情報公開をすることです。
仮に、情報公開を怠ってあとで発覚したら困る情報を抱えてしまえば、それは経営リスクを抱え続けることと同じです。そしてそのリスクは日に日に大きくなり、のちに取り返しのつかない事態に発展してしまう可能性だって十分にありえます。早めに情報を公開することは、会社やお客さまへの被害を最小限に抑える効果があり、のちに会社の社会的信用を取り戻せる可能性を残すことにもつながっていきます。緊急時こそ社長が冷静になり、真摯に誠実な対応を行っていくことが求められるのです。
会社が活動を続けていくうえでリスクを完全になくすことはできません。経営者が「リスクは起こりうるもの」と認識し、自らが先頭に立ってリスクマネジメントを実践していくことが大切です。
事業のリスクに備えて万全の準備を
リスクマネジメントを行うにあたっては、リスクを可能な限り減らしたり回避したりすることが重要です。例えば、交通事故のリスクを減らすために信頼できる運転手を雇うという選択も立派なリスクマネジメントの1つです。事業のあらゆるリスクを想定して常に備えをしておくことは、万が一リスクに直面しても最小限の損害に抑えることにつながるのです。
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■MINATOシティプロモーションクルー認定事業に選ばれました
港区では、区の魅力やブランドを国内外に広く発信する個人、企業・団体を「クルー(仲間)」と位置付け、その取組(事業)を「MINATOシティプロモーションクルー認定事業」として認定し、様々な支援を行っています。
株式会社トランスアクトは、シティプロモーションシンボルマーク啓発分野での取り組みが認定事業に選ばれ、港区のシティプロモーション推進役として活動して参ります。
■MINATOシティプロモーションクルー認定事業一覧
https://www.city.minato.tokyo.jp/citypromotion/crew/list/2020.html
■書籍「会社の流儀 厳選100社」にトランスアクトが掲載されました
2022年度版 会社の流儀 厳選100社(未来を見据える確かな戦略がここにある)に株式会社トランスアクトが掲載されました。
本書は、『サンデー毎日』連載「会社の流儀」、『週刊朝日』掲載「Challenge202-2022」、読売新聞掲載「Callenge Company」、『THE21』掲載「BUSINESS PERSON」、『AERA』掲載「注目企業の取組」から直近の掲載企業を100社に厳選してまとめたものです。 それぞれの企画は同社の取材スタッフが直接企業を訪問し、経営トップとの面談を通じ、個々の企業が将来に賭ける熱き想いをレポートしています。 訪問する企業は、決して企業規模の大小や社歴の新旧、業績のみを基準としているわけではなく、取材スタッフが興味を持ち、これからの時代を担うであろうと注目した企業を選択したものです。 従って本書は、世に言う企業の格付けや経営分析の書とは異なっています。 取材スタッフが自らの足で全国を歩き、経営トップとのインタビューを通じて、見た、聞いた、感じたナマの印象を企業レポートしています。
出版社:日本シニアリビング新聞社
発売日:2022/8/31
単行本:224ページ
定 価:¥1,980(税込)
ISBN-10:499098515X
ISBN-13:978-4990985158
■<9月コラム>派遣運転手の仕事!メリット・デメリットを理解してから始めよう
運転免許があれば挑戦できる派遣運転手という仕事に興味を持っているならば、どんなメリットやデメリットがあるのか知っておくことは大切です。何も予備知識を持たずに就職してしまうと、想像していたのと異なる点があって、後悔してしまうかもしれません。そこで、派遣運転手として働くことのメリットとデメリットについて解説します。
■派遣運転手を選ぶメリットとは?
派遣運転手とは派遣会社と契約をして、派遣社員の運転手として働くということです。そのため、正社員として働くよりも拘束時間が短い傾向にあります。これは、派遣会社を利用している会社は、正社員を雇うよりも多くの費用を支払っているため、あまり長く働かれると出費が大きくなってしまうからです。基本的には8時間程度の拘束時間となることが多く、それ以上になる場合には時間外手当がつくのか確認しておきましょう。
また、派遣会社に応募する際には、車種や勤務地を選んで応募することができ、自分の望んだ通りの働き方ができるのもメリットです。運転手不足に悩まされている会社は多く、派遣会社に対してドライバーのオファーがたくさんあります。そのため、トラック運転手やお抱え運転手など、さまざまな職種から選ぶことができるのです。希望に合わない仕事を強制されることはなく、理想的な条件で働けるでしょう。ただし、1カ所で働き続けることはできず、短期間で契約が終わるケースも珍しくありません。この場合でも、派遣会社から新しい職場をすぐに紹介してもらえるため、仕事がなくて困ることはないでしょう。
■デメリットも正しく理解しておこう
派遣運転手は拘束時間が短い点がメリットですが、その分稼げるお金に限度があるのがデメリットです。ただし、時間的な余裕や心身のゆとりと、高収入を得ることのどちらを重視するのかは、人それぞれ異なっています。そのため、余裕を持ちながらある程度のお金を程よく稼ぎたい人にとっては、稼げる金額に限度がある点はデメリットではなくなるでしょう。たとえば、運転手とは別に稼げる手段を持っていたり、複数の派遣会社に登録したりすることで、収入をカバーすることもできます。
基本的に派遣のため、同じ職場で長く働き続けられない点もデメリットです。定期的に新しい派遣先で仕事をすることになって、一から人間関係を構築しなおす必要があります。ただし、派遣運転手の仕事は、1人で運転をするのが主な業務で、みんなで協力をして仕事をする場面は少ないです。同僚とは適度な距離感を保てば、トラブルに巻き込まれることはなく、人間関係に悩まされる心配はありません。また、人間関係で問題があっても、すぐに別の職場に移れるため、同じ職場で働き続けられないことはメリットにもなります。
■メリットが大きければ思い切って挑戦
派遣運転手の仕事にはよい点も悪い点もあるため、どちらか一方だけを見て決めてはいけません。大切なことは、メリットとデメリットのバランスで、メリットを上回るほどのデメリットがあるならば、その仕事は慎重に検討するべきです。また、メリットとデメリットは、考え方によって変わるもので、ある人にとってメリットであるものが、他の人にとってはデメリットになるケースもあります。自分にとって、どんなメリットとデメリットがあるのか見極めることが大切です。
派遣運転手は、拘束時間が短く、希望する車種や勤務地で仕事がしやすいというメリットがあります。一方、稼ぎにくく、同じ職場で働き続けられない点がデメリットです。ただし、デメリットも、考え方によってはメリットになる人もいるでしょう。プライベートな時間を優先させたい場合には、勤務時間の短いほうが望ましいです。常に緊張感を持って仕事をしたい人にとっては、職場が定期的に変わるほうが魅力的でしょう。メリットのほうが大きいと感じたならば、派遣運転手の仕事にチャレンジしてみましょう。
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